4回目 地震・津波・集中豪雨による災害避難所の室内温度に対する自然エネルギーの蓄熱空調システムの提案

 近年、地震災害による避難所の利用ばかりでなく、気候変動による集中豪雨の災害が増加しており、ますます避難所の利用が増加して重要性も高まっています。
 これから、どんな災害で避難所を利用しなければならないかわかりません。
 暑い季節なのか、寒い季節なのかもわかりません。
 また、避難所は被災地に近いところあり、建物が安全であっても、室内温度を健康維持に必要な室内温度を確保しなくてはなりません。
 一方、避難所の空調熱は急に利用する人数が増えますから、熱エネルギーの変動が厖大となる可能性があります。
 私が開発した、自然エネルギーを利用する技術、熱エネルギーの変動に対しても蓄熱容量が大きい蓄熱技術、室内温度を暑さ寒さに対して、建物地盤の地中熱を利用する方法を提案したい。

【その原理】
深い土の中の温度を考えてみてください。
夏ひんやり、冬ぽかぽかです。
(東京の場合では一年を通じ地中約10mで16~17℃、弊社技術により断熱材直下の
 温度もほぼ同じになります)

【地中熱の利用方法】
1. 発泡スチロール(地盤改良用)を使う
2. 基礎コンクリートと一体化する、地盤改良技術(杭基礎を含む)
3. 地盤と基礎コンクリートは接しない(必ず断熱材が介在する躯体蓄熱体)
4. 基礎コンクリートから立ち上がった部分の壁等のコンクリートは外断熱を施す

以上が基本技術です。
この基礎と地盤改良体の構造は、耐震性能が高い構造体になっています。
(東日本大震災等大地震で実証)

【従来の空調技術との組合せ】
建物規模や階高によって従来の利用方法に若干差があります。(設備設計が介在します)

〇再生可能エネルギー利用

太陽熱利用  ・・・・・・・ 温水  暖房熱として基礎に蓄熱
太陽光発電  ・・・・・・・ 電気  暖房熱として基礎に蓄熱
                   冷房熱として基礎に蓄熱
地中熱ヒートポンプ  ・・・・・   暖房・冷房熱として基礎に蓄熱
                   冷房時除湿として利用
風力発電   ・・・・・・・ 電気  暖房熱として基礎に蓄熱
                   冷房熱として基礎に蓄熱
水道水    ・・・・・・・・・   冷房熱として基礎に蓄熱
                   (ただし、基礎コンクリート温度24℃以上
                    の場合のみ利用)

〇従来技術

エアコン   ・・・・・・・・・   暖冷房
石油ストーブ ・・・・・・・・・   暖房

【設計・施工技術】
・この技術は一般には知られていません
・建築基準法内で、設計・施工ができます
・一連の設計・施工技術によって、性能が確保されます
・弊社は設備設計事務所と協力して、建築主の要望に応えています
・基礎・地盤を含めた耐震設計・施工方法は弊社が指導しています